
ドッグトレーナーとは「ペットトレーナー」とも呼ばれ、その名のとおり犬のしつけや訓練を行う資格です。
飼い主にとってペットの健康とともに頭を悩ませるのがしつけの問題ですね。
特に犬を飼うことで何の苦労も悩みもない、なんていう人はいないのではないでしょうか?
その悩みを解決するために動物病院やトリミングサロン、ペットショップなどでしつけの問題について相談を行ったり、しつけ教室を開いているところも増えてきました。
犬の問題行動については、犬という動物に対する飼い主自身の理解のなさから起こっていることも少なくありません。
実際に人や他の動物を噛んだり、泣き声の問題などは裁判や社会問題にすら発展している場合もあるのです。
特に殺傷能力の高い大型犬については、しっかりとしたトレーニングが必要でしょう。
ペットブームと呼ばれた時代から、現代では人間に癒しを与え家族の一員として存在するペットのしつけは欠かせないものとなってきました。
犬の問題行動の大半は、犬に人間社会のルールをきちんと教えられない飼い主側にあるのです。
そのニードの高まりから、ドッグトレーナーが活躍する場も増えてきています。
また、自分のペットの問題行動を直すために、ペットのオーナー自身が資格を取ってしつけを行う場合も多いようです。
人間の親子関係でわが子にしつけをしない親はいません。
犬が単にペットとしてだけでなく家族であるのであれば、人と快適に暮らすためのトレーニングは不可欠です。
居住空間の狭い日本の住居や、人間関係の薄い現代では近隣に迷惑をかけないためのマナーとも言えます。
ドッグトレーナーの活躍の場
家庭犬訓練士、ペットシッター、ブリーダー 、民間訓練所、ペットショップ、動物病院、ペットホテル、ペットテーマパークなどペットのレジャー施設
受験資格
高校卒業、又は同等の学力があれば問題ありません。
資格取得
ドッグトレーナーの資格に国家資格はなく、すべて各団体の認定によって取得します。
業界でも権威のある資格は以下の団体のものですが、資格取得まで何年もかかったり、住み込みで見習いに入るなどいずれも一般の人にはかなり厳しいでしょう。
20年ほど前、私自身も訓練士になりたくて問い合わせをしたことがありますが、通常は高校を卒業してすぐに見習いとして始める人がほとんどということでした。
警察犬訓練士ともなれば職人さんの域のような資格だと言えますが、現代では家庭犬向けのトレーナーの需要が多くなっています。
(社)日本警察犬協会(NPD)
(社)ジャパンケネルクラブ(JKC)
(社)日本シェパード犬登録協会(JSV)
現在では、ドッグトレーナー、家庭犬訓練士など様々な名称で犬を訓練するための資格を取る講座が作られ、一般の人でもドッグトレーナーになる道が広く用意されています。
受講内容
各団体の認定校や専門学校によって異なります。
この講座では、家庭犬トレーナー1級/2級とともに、課題を合格することで更に3つの資格の取得が可能です。
通信制とはいえ、希望者にはプロから直接学べる実技研修もあります。
ドッグトレーナーになるなら