
犬の幼稚園・犬の保育園は、現在では都市部に限定されたペット向けのサービスなので、まだ知名度はあまりないかも知れません。
ずいぶん以前のテレビ番組で、仕事に忙しいニューヨーカーが、自分のペットを託児所のような場所に預けて、留守の間に散歩やしつけなどのお世話を任せるサービスがあると紹介されていました。
アメリカ発祥のものは10年ほど遅れて日本でも取り入れられることも多く、核家族・共働きの多い家庭が増えたことでニーズが高まってきています。
また、人間の高齢者が通うデイサービスと同じような介護の必要な老犬のための「老犬デイサービス」のようなサービスも始まっています。
ペットシッターが留守中に自宅に訪問する仕事に対し、こちらは犬の保育所・幼稚園という形で愛犬を預けるサービスです。
愛犬をそうした施設で預かってもらうことで、長時間留守番をしなくてはいけないストレスを軽減してあげられる効果があります。
また、人間の子どもと同じように他の犬たちと触れ合うことで社会性を育てたり、子犬、成犬問わず、預けている間にトレーニングをしてもらうことで実際に良い結果が出ているようです。
以前はYahoo!ニュースでも大々的に取り上げられていました↓
愛犬しつけに保育園時代? 専用バッグでバス通園…“先生”は犬(現在はページがありません)
犬の保育所・幼稚園は、共働きや高齢者世帯、1人暮らしの飼い主が増えるにつれ今後も伸びていく分野でしょう。
犬の幼稚園・犬の保育園のスタッフとして働くための一般的な条件を、実際の求人情報を元にまとめてみました。
仕事内容
お客様の接客・登園〜降園までペットを預かっている間の業務全般
散歩代行・子犬のしつけ・トレーニングなど
雇用形態
パート・アルバイトが主体ですが、正社員としての募集や登用もあります。
給 与
時給800円〜
正社員120000円〜
求められる資格
特に資格が求められない場合もありますが、しつけやトレーニングを求められることも多いのでトレーナーの資格は有利です。
また、グルーミングの技術や健康管理についての知識がある資格も給与面で優遇が受けられる可能性があります。
日常的にたくさんのペットのお世話をするためには、忍耐力や体力も必要となるでしょう。
日本ケンネルカレッジ
動物看護士、トリマー、ドッグトレーナー、ブリーダーの養成講座で実技が受けられます。
実技のスクーリング後はA,B,C級のインストラクター資格を狙えます。
実技のスクーリングのための宿泊施設も用意されており、宿泊費、食事代も無料となっています。
公式サイト ペット専門通信資格「日本ケンネルカレッジ」
ヒューマンアカデミーたのまな
動物看護士、動物介護士、トリマー、ドッグトレーナー、ドッグシッター、ペット飼育アドバイザーの養成講座で実技が受けられます。
全国の施設での実技研修はもちろん、現役のペットシッターさんとお客様のお宅に訪問して行う実技研修は、最も現実的ですぐ仕事に活かせる経験となるでしょう。
また、資格取得後はプロとして活躍するための就職・独立支援などが用意されているのも特徴です。
各協会、団体の協力が受けられ、ペットビジネスを実現するためにバックアップしてくれるのも心強いシステムです。
公式サイト ヒューマンアカデミーたのまな