
今、猫が人気になっているので、初めて飼う人もいるでしょう。
でも、仲良くしたいのにいつも猫に嫌われてしまう・・・そんな人はいませんか?
実際、猫に好かれないタイプの人はいます。
それは猫という動物の持つ特性で、猫なりの理由があるのです。
もちろん猫にも個性があるので例外的な子もいますが、一般的な猫の特性から好かれる人、嫌われる人が分かれてきます。
ですが、その嫌われてしまう人の特徴を知って、その理由を無くせば猫と仲良くなれる一歩となるでしょう。
では、猫に嫌われる人の特徴とはどのようなものでしょうか?
猫は動作が大きく、オーバーアクションの人は好みません。
また、急に近づかれたり、立ったり座ったりするような動きも苦手です。
猫は動くものにとても反応する動物です。
それは獲物や、自分の命を狙う天敵をいち早く察する本能です。
急に近づく、大またで歩く、身振り手振りが大きいなどは、猫を驚かせ怖がらせてしまいます。
大方の猫が小さな子どもさんを苦手とするのは、予測不能な動きをされるからです。
いつも猫がビクッとするような動きをしている人は嫌われやすいので気をつけましょう。
猫に限らず動物は人間よりも可聴域が広く音に敏感です。
人間よりも耳のいい猫にとってあまり大きな声は必要ありません。
室内で猫を大きな声で呼んだり話しかけたりすると嫌われやすくなります。
いわゆる「猫なで声」は理にかなっている話し方です。
人間でも騒音となるものにはイライラしたりストレスが溜まるものです。
猫が近くにいるときはできるだけ大きな声は出さないようにしてあげましょう。
これは上の2つと関連していますが、生活音が大きい人は猫に嫌われます。
ドスンと座る、ドアをバタンと開け閉めする、足音が大きいなど、日常生活で出る音が大きいと猫が驚いてしまいます。
猫が女性の方になつきやすいのは、こういった動作が男性より静かであるとからと言われています。
家族に「うるさい!」と注意されたことがある人は猫を驚かせないようにしてあげましょう。
猫はツンデレで気まぐれな動物です。
自分が撫でてほしいときは勝手に膝に乗ったりするくせに、そんな気分じゃないととても嫌がります。
また、触ってほしくない場所を触られると怒ったりもします。
そんな猫の気分を考えずに無遠慮に抱っこしたり触ったりする人を猫は嫌います。
たまにならいいのですが、いつもされると近づいてもこなくなります。
猫に触るときは、猫の様子を見ながら嫌がっているようならそっとしておいておげましょう。
気まぐれな猫は、かまってほしいときは自分から寄ってきます。
でも、いくら猫から誘ってきたからといってもすぐに気分が変わるときもあります。
そんな時にいつまでもかまっていると嫌がったり怒ったりします。
すぐに気分が変わる猫は、しつこい人がとても苦手です。
また、いつもそれを繰り返す人を嫌います。
しつこいと思われないよう、猫の気分が変わる前、腹八分目くらいにしておくといいでしょう。
最近は猫が人気なので、以前に犬を飼っていた人が猫を飼うようになっていることも多いです。
しかし、犬と猫は同じペットでも全然違う特性を持っています。
また、ペットを初めて飼うまったくの猫ビギナーもいることでしょう。
ペットも家族ですから、お互いにストレスなく暮らしたいものですね。
人間関係と同じように、嫌われないようにするには、まず相手を知ることが大切です。
そのペットの特性や個性をよく理解してあげること、そして歩み寄ってあげれば信頼関係を築いていけるでしょう。
猫のことをもっと知りたい
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